2024年7月1日




一般社団法人 洲本市医師会
会 長 児 玉 和 也

ご 挨 拶

 2024年6月に一般社団法人洲本市医師会の会長に就任いたしました。
 新型コロナウィルス感染症(2024年6月現在世界で7億7,500万人以上が感染し705万人以上が死亡)という100年に1度とされる新興感染症に見舞われ、4年近く社会活動が停滞していましたが、インバウンドも戻りようやく社会に活気がみられるようになって来ました。コロナ禍初期には致死率が9%近くあり恐れられていましたが、医師会ではPCR検査センターを島内に開設すべく真っ先に行政や医療センターに働きかけ県内でもいち早く稼働にこぎつけることが出来、大きな混乱なく乗り切ることができました。
 淡路島の少子高齢化は全国平均より20年近くも進んでおり、高齢化に伴って要支援、要介護者や認知症の方が増加し、心不全で亡くなる方が増加の一途をたどり心不全パンデミック状態が危惧されており、これから益々医療ニーズは増え続けてゆくと考えられます。
 洲本市医師会は開業医44名と勤務医46名合わせて90名の会員で構成されていて、日常診療に加え応急診療所出務、乳幼児健診、学校医としての健康診断、特定健診、各種予防接種、介護認定審査会出務、健康大学、産業医活動、検案など多岐にわたる事業を行って市民の皆様の健康管理のお手伝いをしています。また南海トラフ等の大規模災害を想定しての救急災害委員会の定期開催も行っています。病気やケガはいつ私たちを襲うかわかりません。私たち洲本市医師会は洲本市の医療を支え、市民の方々が安心して生活できるよう努めてまいります。

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