「こどもさんの鼻は大丈夫?」
沖田耳鼻咽喉科 沖田 純医師 
 
「子供が鼻水をたらしているのはあたりまえ」は昔のこと。鼻水、鼻づまり、しつこい咳に副鼻腔炎が潜んでいるかもしれません。 
子供で、咳や発熱、黄バナ、青バナなどのいわゆる「かぜ症状」が十日以上続いたり、繰り返すことがよくあります。通常のかぜなら三、四日で症状が改善するのが普通です。
それが長引き、発熱やゼーゼー、肺炎などを繰り返すようでれば、その多くは副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)が原因となっています。副鼻腔炎は、細菌感染やアレルギーによって鼻の奥の粘膜が炎症を起こしているものです。鼻づまりや鼻水、後鼻漏(のどにネバネバの鼻水が落ちていく)などの症状のほか、鼻のレントゲン検査では分泌物がたまっていたり、粘膜がはれているのが判ります。

しかし、子供の場合には、症状が鼻水や鼻づまりといった典型的症状ではなく、咳、発熱、ゼーゼーといった呼吸器症状であるため、一般のかぜ症状と区別できず、「かぜ」「喘息様気管支炎」「鼻炎」などと診断されることもよくあります。

また、急性上気道炎(いわゆるかぜ症状)がきっかけとなって、副鼻腔炎が発症し、悪化していることは、子供の場合には非常によくあることです。
耳鼻咽喉科で鼻やのどを診察するだけで容易に診断を下すことが出来ます。特に、次のような症状のうち一つでも該当しているようであれば、一度、耳鼻咽喉科を受診していただくのが良いかと思います。

▽頑固な鼻水、後鼻漏が続く(青バナ、黄バナ)
▽発熱を繰り返す(かぜがなかなか治らない)
▽頑固な喘息(ゼーゼー)が長く続く
▽中耳炎を繰り返す
▽肺炎、気管支炎喘息を繰り返す
▽いびき、睡眠障害がある

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